活動紹介
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秀明の子育て

主催者
NPO法人 地球を守る子どもたちネットワーク豊田
活動場所
NPO会員の子どもの通うB小学校
内容
みそ作り
地球を守る子どもたちネットワーク豊田

みそ作りの手順

材料
自然農法で育てた大豆、天然塩、米こうじ

手順
<前日までに>
1. 大豆を一晩水に浸す。

2. 鍋で柔らかくなるまで煮る。(水がなくなったら足しながら、手で摘んで潰れるくらいまで煮る。)


<当日>
4. 豆をつぶす。(すり鉢=A、もちつきの臼と杵=Bの2手に分かれてつぶす。)

5. 塩とこうじを混ぜる。=C(A、B、Cの全てを体験できるように、3つに分けたグループを回転させる。)

6. 4と5をよく混ぜ合わせる。


7. みそを入れる容器をアルコール等で拭く。(霧吹きでやってもよい)


8. 手をアルコールで拭いた後、6を手に取りソフトボールくらいに丸めて7の容器に空気を抜きながら詰めていく。

9. 表面に塩を敷きつめ、ラップで押さえる。(カビ防止)


10. 冷暗所に保管。
〜8月頃天地返しをし、10ヵ月後が食べごろとなる〜

 



当日の様子

子ども達には、まず煮た豆を味わってもらいました。やわらかい大豆を子ども達は「おいしい。」「もっと食べたい。」「豆は嫌いだったけど、おいしかったから、今度から食べてみようと思う。」と言っていました。豆をつぶす作業では熱心に取り組み、はみ出した豆をつまみ食いしながら楽しそうでした。手で丸める作業では、ある子は「ハンバーグ作りみたい。」と言ったり、容器に思いっきり野球のように投げつける男子もいました。

補足として、発酵食品についての学習と塩にもいろいろあるのだ(今回は天然の塩を使用)とサンプルを並べ味見をしてもらいました。「どれがおいしかった?」の質問に、「天然の塩」と答えた子が圧倒的に多く、中には「甘みがあった」と答えた子もおり、味の違いを体験できました。

 


スタッフの感想

前年、自分達で蒔いた大豆を育て、収穫し、それをみそに加工するという一連の作業を通して、食べ物を作るということに対して意識が高まったのではないかと思います。この子達が6年生になったら、みそ汁を作る予定です。
これからもNPOおばさんとして、地元の学校と自然農法と関わっていけたらと思います。