秀明自然農法しがらきの里
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雑木林

雑木林
さやさやと風がわたり、葉ずれの音が心地よく耳に響く。農地に隣接する雑木林は、里山の暮らしを支える自然の恵みそのものであり、森と人との境界線にもなっています。

春には目にも鮮やかな新緑、しみいるような夏の蝉しぐれ、燃えたつ秋の紅葉、しんしんと降り積もる冬の雪。雑木林の四季は、色彩豊かな自然のファッションショーです。春まだ浅いころ、幼さの残るウグイスの初音はかわいらしくもユーモラスで、どれほど心を癒されることでしょう。

私たちはそんななか、下草刈りや植樹といった手入れをする一方で、間伐材を薪にし、炭を焼き、椎茸を育て、落ち葉を集めて堆肥へと利用させていただいています。無駄のない自然の循環が成り立てば、生態系も豊かになります。

猪や鹿、猿などによる農地荒らしのニュースをよく耳にしますが、雑木林がきちんと整備されていれば、野生動物が境界を越すこともなくなり、そうした被害も少なくなるのではないでしょうか。
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