しがらきの里

しがらきの里

雑木林ではさまざまな鳥がさえずり、清らかな小川が瀬音を立てる。野辺には名も知らぬ花が咲き競い、青々とした棚田は陽に照り映え、葭葺(よしぶ)きの民家のまわりには畑が広がって、熟した作物が色づいている。

しがらきの里

秀明自然農法しがらきの里は、「自然尊重 自然順応」という生き方をもう一度取り戻すために、人と自然の接点であった里山の暮らしを、現代に再生しました。田や畑では肥料や農薬を使わずに作物を育て、民家では昔ながらの「おくどさん(かまど)」が活躍。自然とともに生きる暮らしを現代風に実践しています。

しがらきの里

古民家は自然素材で作られ、周囲の環境と調和するように設計されている日本の伝統的な建築様式であり、地域の歴史や文化を象徴しています。自然農法の理念と同様に、建物そのものが自然との共生を体現しています。古民家の事務所利用は、伝統的な建物と現代的な活動が共存できることを示しています。これは、自然農法が伝統的な農法を尊重しつつも、現代の持続可能な農業として発展させていることと同様です。

しがらきの里

伝統を守りながらも、過去から未来への継続性や、自然との共生を尊重する姿勢を示し、新しい価値を生み出す姿勢を象徴しています。現代の生活でも自然と共に生きることが可能であり、望ましい選択であるというメッセージを発信しています。

しがらきの里

人は自然から離れると人間性を失うといいます。現代が抱える不安は、土に触れる機会さえなくなった都会の生活と無縁ではないでしょう。しがらきの里での体験を通して、現代人が忘れた暮らしを、そして自然に即して生きることの尊さを、見つめ直していただければ幸いです。

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