連作



自然力を存分に発揮できるような土になれば作物はどんどんできます。そして土と作物が農薬や肥料からの影響を克服して健全な状態になった時、同じ場所に同じ作物を毎年繰り返して栽培する連作へ取り組むことを推奨しています。
土も作物も生きていて、私たちと同じように意思や感情、記憶があるので、土は同じ作物を育て続けることでその作物が育ちやすい状態に変わっていき、作物もその土でよく育つように変質していくのです。不思議に思えるかもしれませんが、これは人間が同じ技術を繰り返し修練を積むことでその技を向上していくのと同じことなのです。
連作が成功するようになると収穫量が増し、自然農法による食料の安定供給も可能になっていきます。秀明自然農法を継続すれば、私たちの健康問題に留まらず、地球環境問題や食料安全保障といった世界的な課題も解決していくための大きな歩みとなることでしょう。

