堆肥



秀明自然農法を実施するに上で使用することがあるものの中に、草葉や落ち葉など自然のままそこに在るものを原材料とした自然堆肥があります。自然堆肥を使う目的は
- 土を温める
- 土を乾かさない
- 土を固めない
の3つであり、堆肥自体が栄養になるということはありません。作物を育てる肥料は自然力Xであり、堆肥は土が自然力を発揮するための補助でしかありません。土はものでなく生きている存在のため、太陽と水のエネルギーがあれば土自体が肥料である自然力を生み出し、作物を生育することができます。ここが従来の農業に対する考え方と岡田師の理論で根本的に異なる点です。ですので、土地柄や気候の関係で必要だと思ったら自然堆肥を使われたら良いですし、必要ないと思ったら使わなくて良いのです。
そして、自然農法を続けて土が自然力を十分に発揮できるようになったと感じたら、堆肥無しの土ばかりにした方が、土はより作物を育てる力を発揮できると、岡田師は説かれています。

